孵化(ふか)したばかりのヒナは、約4ヶ月間、伊達の育雛農場で飼育されます。
ここは、窓がひとつもないウィンドレス鶏舎で、照度、温度、湿度、空調などの調節はすべてコンピューターが行い、常に理想的な環境に。そのため、ヒナへのストレスは非常に少なくなり、丈夫な体をつくることができます。
ヒナが元気だと、疾病予防用に薬物や抗生物質を投与する必要が無くなり、安心して食べていただける卵を産む若鶏を育てることができるのです。
伊達育雛農場では、日本で初めて西ドイツのビッグダッチマンシステムを導入。給水、給餌をムダなく、効率的に行うもので、コンピューターが自動的に運転・制御をコントロールします。
これまでは、人間が媒介となって雑菌を運び、ヒナが病気にかかるケースが多かったのですが、ヒナに接触する機会を極力省けるこのシステムの導入により、ヒナの育成率はかなりアップしました。
当社は、配合飼料メーカーと協力して、オリジナル配合飼料を開発しました。抗生物質、添加物などを一切使わずに、 100%天然の原料だけでブレンドした飼料でヒナから育てています。
生まれた卵はすぐにGPセンターへ。洗卵したのち、ヒビ卵、汚卵、奇形卵、血卵を取り除き、検査に合格した卵だけが
格付包装されて出荷されます。
当社検査室では、卵殻強度・ハウユニット検査を検査員が毎日行っています。